「身の程」は、社会的にわきまえておくべき、自分の範囲のこと。
2015.02.20
「身の程知らず」は基本的にダメかも。ひとがやったことを真似して同じように、やるような人は駄目だと基本的に思うのです。普通の仕事はそれでそれなりに出来ると思いますが、モノをゼロから作り出す仕事で、それをやっていたらNGだということです。憧れの人のものまねをするのは、上手くなるヒントになりますが後から、そこから抜け出せないジレンマに陥るもとにもなるのです。なので、自分は絵以外はものまねをしたことが無いです。このまえ、努力不要論という本を読んだのですが、ざっくり言って、センスが無い人がいくら頑張ってもセンスがある人には勝てないだということを書いている本です。努力すればある程度、目標に近づくことが出来ますが、それをやる時間は無駄だよと言っている本でもあります。自分が今から医者になるって、もう勉強して何度も試験受ける時間があるのなら、自分の能力を知ってそれに見合ったことに力を注いだほうが良いということ。一流になればなるほど結構、残酷だと思います、駄目ならばっさりと切られるのだと。
この頃、思ったことはセンスが無いよと言う人のほうが親切だということ。昔はそうではないと自分は考えてました、努力すれば何とかなる部分があると思っていたのですが、どうも違うようです。自分は絵や写真やPGなどが適当に出来ます。でもそこ止まりなんです。そこ止まりな人がいくら頑張ってもそこ止まりです。それがイケナイコトとは言いません。それでも仕事として出来る場合もありますが、もうひとつステップアップする時にはかなりの頑張りが必要になることは確かです。要するに生まれ持った能力の差は有るということです。それを自覚していないのと自覚しているとの差は大きいです。冷たい言い方かもしれませんが、凡人がいくら頑張っても天才には勝てないということが良い例です。
自分を知って自分の妥協点を知ることが、自身の人生を謳歌するヒントかも知れないと、この頃、考えることがありました。
追記(2022年):大体の仕事は出来るように設計されていますが、高IQが必要な職業もあります。その事を考えることは大事になります。
著者名 @taoka_toshiaki
※この記事は著者が30代前半に書いたものです.
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