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兎にも角にも
人工知能で効率化を行う、何でも良いから人工知能の技術で解決できるだろうとか…思っている人もいるかと思いますが、実際、人工知能と言われている技術は機械学習と言われているものが大半です。
機械学習で出来ることは確かにいっぱいあるのだけど、精度の良い結果を出したいのなら失敗データや成功データが膨大に必要になります。いま、それを極力抑えて同じ結果が出るライブラリも登場してきましたが、やはりそれでもデータは必要になります。
データが100件しかないものを機械学習で頑張って勉強させてもポンコツな回答をする人工知能が生まれるだけです。データサイエンスとかいう職業が生まれるぐらい、機械学習にはデータがかなり大事な要素になります。
機械学習ってなにか、膨大なデータをコンピューターに学習させ、そこから共通点を導き出し振る舞いを行うものです。基本的に殆どのエンジニアはライブラリを使用して結果から振る舞う処理を書いたり、ライブラリを微調整してその後の処理を行うなどしかしません。なので機械学習というのは完璧に近いものは出来ますが、完璧ではないのです。
精度が悪い機械学習なら、ちょっと見た目が違っただけでたちまち、間違った回答を示します。なので、いま兎にも角にも機械学習とかいう流れがありますが、機械学習や人工知能というのは万能では有りません。
未だに、翻訳アプリの精度は片言な表現なのですから・・・。
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著者名 @taoka_toshiaki
※この記事は著者が40代前半に書いたものです.
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