最近、ITエンジニアという生き方とか語りだした人たちが大勢いて、エンジニアの地位も少しは高くなった気がする、今日この頃です。
一昔前までは「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」という映画がIT界隈では流行ったほど、IT界隈はブラックな会社が多かったように思えます。実際、いまでもブラックな会社は結構あると感じます。
働き方改革でフリーランスエンジニアが増えてきているとの事ですが、自分はどちらかと言えば働き方改革にはやんわり反対側です。働き方改革で仕事は軽くなった分、お給料も減りました、そんな中、いまITエンジニアが高給取りだということで多くの人がITエンジニアなりたいと志願していますが、現実は10年以上まえから変わっていないと思いますよ。
大手の花形エンジニアはよくわからないですが、そこらへんのITエンジニアは然程しか変わっていない。根底にあるのは「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」だと思います。ブラックな会社にするのもしないのも、上司や社長の考え方だと思います。あと納期ですね、めちゃくちゃな納期だとめちゃくちゃな構造の成果が生まれます。見かけ上動いているだけのそんなものが生まれ、そのシステムに継ぎ接ぎだらけのパッチが混入し、長年勤めていないとそのロジックがわからないなんて事になります。
そんな会社は地方ではいまでも存在します。何が言いたいかといえば、ITエンジニアなんて、そんなに良いものではないですよということです。好きな人は好きだと思うのだけど、好きでもない人はやはり諦めるときが来ると思います。