サブドメインをワイルドカードで割り付ける方法:熨斗(のし)

2020.11.15

Logging

サブドメインをワイルドカードで割り付ける方法を記載します。まず初期の設定としてAレコードを下記のように設定します。ドメイン名はご自分のドメイン名に変更ください。バリューも任意に設定ください。

*.example.com 123.123.123.123

次にVirtualhostsを下記のように設定します。%1の部分がサブドメインの値が入ってきます。これで出来上がりです。因みにSSL認証はどうするれば良いのかという人にヒントを記載します。「ワイルドカードSSL認証」などとググると方法が記載されているHPに行き当たると思います。そちらを試すと容易にワイルドカードのSSLも出来ちゃうですね?

<VirtualHost *:80>
  ServerName www.example.com
  DocumentRoot "/var/www/html/example.com"
  ErrorLog /var/log/httpd/example.com_error_log
  <Directory "/var/www/html/example.com">
    AllowOverride All
  </Directory>
</VirtualHost>
<VirtualHost *:80>
  ServerName example.com
  ServerAlias *.example.com
  VirtualDocumentRoot "/var/www/html/subdomain/%1"
  ErrorLog /var/log/httpd/sub.example.com_error_log
</VirtualHost>

案外簡単で拍子抜けひともいるかも知れないですが、これで何かのサービスを作ることは可能かと思いますよ。どうぞお試しあれ。

因みにexample.comというドメインは存在します、参考書や参考サイトなどで使われる「例えばサイト」は存在します。玄人志向の方はtestなどのドメイン名を使わずに上記のドメイン名を使用します。それには理由があるのです、察しがいい人は分かるかと思いますが、安全でないサイトへ飛んでしまったりする人がいるためです。あとダミー画像を生成したいのなら、Placehold.jpを使用すると良いですよ。運用しているのはソフテルという日本の会社です?

追記でSSL認証も書いときますね。Let’s Encryptでワイルドカード証明書の場合はこんな感じです。まず、certbotが入っているということが前提としてあります、無い場合はインストールしてください。まず最初に下記のコマンドを打ちます。ドメイン名は自分用に変えてください。

certbot certonly --manual \
-d *.example.com -m mail@example.com --agree-tos --manual-public-ip-logging-ok \
--preferred-challenges dns \

このような内容が表示されますので、TXTレコードの設定を行います。英語が分からなければコピペして翻訳アプリにかけてください。

_acme-challenge.example.com XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

TXTレコードが設定されたどうかの確認はMSDOSなどで下記のコマンドを打ちます。設定が完了された場合はVALUEの値が返ってきます。

nslookup -type=TXT _acme-challenge.example.com 8.8.8.8

上手く通ったあと、エンターを打ち次に進みます。上手くいくとpemが生成されましたよというメッセージが出るのでその階層をコピーします。コピーしたものを元にApacheのVirtualhostのconfigの設定を行います。こんな感じです。

<VirtualHost *:443>
  ServerName www.example.com
  DocumentRoot "/var/www/html/example.com"
  ErrorLog /var/log/httpd/example.com_error_log
  <Directory "/var/www/html/example.com">
    AllowOverride All
  </Directory>
  SSLEngine on
  SSLCertificateFile /etc/letsencrypt/live/example.com/fullchain.pem
  SSLCertificateKeyFile /etc/letsencrypt/live/example.com/privkey.pem
</VirtualHost>
<VirtualHost *:443>
  ServerName example.com
  ServerAlias *.example.com
  VirtualDocumentRoot "/var/www/html/subtaxi/%1"
  SSLEngine on
  SSLCertificateFile /etc/letsencrypt/live/example.com/fullchain.pem
  SSLCertificateKeyFile /etc/letsencrypt/live/example.com/privkey.pem
  ErrorLog /var/log/httpd/example.com_error_log
</VirtualHost>

著者名  @taoka_toshiaki

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さくらサーバと別会社のサーバを使う場合。

2020.10.21

Logging

さくらサーバでメインドメインを使って、サブドメインを別サーバと紐付けて使用する場合は、ネームサーバで設定せずにAレコードで設定するに限る。この話はドメインをお名前.comなどのドメイン販売をメインで取り扱っている会社の話になると思います。レンタルサーバーでドメイン取得してサブドメインを別サーバで使用する場合もおなじですが、WEBの制作会社などは大体、ドメインをメインとして発売されている会社で取得して、サーバは別会社で取り扱っていることがセオリーなのかなぁ・・・。

何故ってサーバを別会社に移行する場合、サーバとドメインを同じところで取得しているとサーバ移行時に、無駄なお金が発生するからです。ドメインを移管しようものなら、高額なドメイン移管代を支払うハメになったり、サーバ移行したけどドメインはサーバのまま保持しないといけなくなったりして、新サーバ代と旧サーバ代の両方を毎月支払うハメになったりとサーバを移行するのに無駄なお金が発生するので、ドメインとサーバは別々にしていることが多いです。

話を戻して別会社のサーバを扱いたい場合はAレコードで設定してvalueにそれぞれのサーバのIP情報を入力すると良いです。さくらサーバのサーバIP情報はコントロールパネルのサーバ情報に記載されています。その情報をAレコードに入力してあげれば良いです?

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ECサイトのBASEショップを独自ドメインに!

2020.09.21

Logging

ECサイトのBASEショップを独自ドメインにする方法を書いていきます。まずはお名前ドットコムでドメインを取得します。下記の動画で解説していますのでそちらを参照ください。もし動画のリンクが切れていた場合、YOUTUBEで『お名前.com ドメイン取得』などとググってみてください。ドメインの購入方法が説明されている動画があると思います。

お名前.comのドメイン取得方法【Whois情報公開代行に注意】

次にドメインが所得したあと、DNSの設定よりサブドメイン、『wwwか任意の名(shopなど)』ドメインのサーバ住所(在処)をBASEショップのサーバ住所に変更しなくてはならない為、ブルダウンメニューからCNAMEレコードを選択し『cname.thebase.in』と入力する必要があります。また左端の入力部分にはサブドメイン名を入力してください。

下記の画像を参照してください、手順を参考にしてサブドメインとCNAMEの値を設定し設定ボタンを押してください。(設定する値はwwwか任意のサブドメイン名となり、CNAMEの値はcname.thebase.inになります。)

最後にBASEサイトにログインし上記で設定したサブドメイン(wwwか任意の名(shopなど))を下記の動画を見本に申請してみてください。申請後、数時間で独自ドメインがECサイトで表示されている事が確認できると思います。

ECサイトbaseを独自ドメインに!

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